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メモしない努力〜メモをやめれば創造性が8割上がる〜

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この記事の内容をhimalayaで音声配信しております。

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どうでもいいことをうまくやってもそれが重要になるわけではない

これまでメモに振り回されてきた。
メモすることで創造力や生産性を高めてきた。
でも実際は違った。メモしないことの魅力を知ってしまった...。

 

以下の4つに関して比較していく

1. 長期記憶

2. リマインダー

3. カレンダー

4. 仕事

 

Evernote(長期記憶)

メモするデメリット:検索することで忘れられる

->本当に忘れてしまう。
どこかに保存したことすら忘れている。検索しない。

 

メモしないメリット:重要なことは忘れるようにする

重要で緊急なことは手元に置くようにする。
ただの重要なことはEvernoteに置いておいてよいが忘れている。
重要で緊急であることは本当に少ない。90%は関係ない、重要でない、緊急でない。のどれかに当てはまり、無視できるからだ。 

100->10%
重要でない90%を無視しよう。


リマインダーアプリ

メモするデメリット:数が多くなってくるとこなせなくなる

すでに重要度の判断ができなくなっている。
20件以上のタスク通知に振り回されながらも、それを確実にこなしていく方法もある。
ただしそれはやるべきことからいつまで経っても、解放されない。
今日もやるべきことが残ってしまったという経験はないだろうか。
本当は十分やっているのに、リストにタスクが残っているから、自分は仕事ができてないと落ち込む。本末転倒だし、意味のない落ち込みだと思わないか。

 

メモしないメリット:やるべきことから開放される

重要な繰り返しだけルーチン登録する。

重要で緊急ならその場で処理する。その場でやる習慣がつく。重要で緊急でないなら捨てる。大事でないことは捨てて良い。

 

##ふせんの有効活用

>ふせんを有効活用しよう

メモパッドでもいい。ふせんが一番いい。

ふせんは何枚ものりで重なっている。その上から順にタスクを書いていく。一番上が終わるまで、剥がしてはいけない。つまりその他のことは忘れる。一番上が終わるまで、次のタスクに移ることはできない。


優先順位は上から順だ。つまり、書くときに考えた優先順位は後から変えることはできない。どうしても変えたいときは、ふせんを数枚犠牲にして書き直すか、のりが弱くなるまで貼り直すかだ。そういうのは直感的にも嫌だと思わないか。ルールは守ろう。

 

やり方のイメージを5枚の写真で示す。

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やり方イメージ

20->1件
95%を無視しよう。

 

ちなみに、緊急のタスクが発生したらこんな感じ。

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カレンダー

メモするデメリット:通知に頼ってしまう

1日に4件以上の予定を入れるとアプリでは見えなくなり、通知に頼るようになる。結果的に生産性が下がる。カレンダーがないと何もできない。


隙間時間を有効活用しようとする。ただし人生は詰め込む枠組みではない。

 

メモしないメリット:重要なことのみに絞る

1日に重要なことなど1~2件程度でいいのだ。

忘れるくらいなら重要でない。集中しなければ意味がない。
生産性とは集中力である。4件以上から2件以下にして、2倍以上の生産性を作り出そう。

 

コラム:メールは10時、正午、14時のいずれかのみで見る。

まとめて時間をとって見ると、集中力の残高を守れる。集中力には残高がある。朝一番で見てしまうとせっかく決めた優先順位が崩れる。自動返信やボイスメッセージを活用しよう。集中力を切り替えるのには平均45分かかると言われている。 

 

参考記事

watarigenki.hatenablog.com 

4->2件

50%を無視しよう。

 

 


仕事のメモ

メモするデメリット:その場で答えられない

なぜメモを取るか?それはその場で覚えられないと判断したときに、どうするかを考えた一番もっともらしい行動が「メモを取れ」だからだ。しかし本末転倒が多い。

該当するメモを探し当てるのに60秒かけてないか?今日やるべきことはと聞かれて60秒かかっている同僚は本当に仕事ができなかった。仕事ができるようになりたいからメモをとっているのだが、メモをとっているから仕事ができないのだ。


メモしないメリット:大事なことのみを即レスできる

メモは無限だ。何でも書ける。僕も昔は30のリストを作っては優先順位や重要度、緊急性で並び替えて時間を無駄にしていた。それは全部無駄だ。その場で判断できる簡単な判断基準を作ろう。シンプルに大事か、大事でないかを直感的に判別できるような脳の使い方をしよう。それだけで仕事が60倍早くなる。

60->1s
99%を無視しよう。 

 

 


最後に、メモをした方がいいときもある

それは結果をまとめるとき。特に考え事や、マニュアルなどだ。
考え事は、メモをしないことにより、頭で考えるようになったと思う。

頭を使って考えられる範囲の要素を思いつき、それをシンプルな結論にまとめる。
それを忘れないように、長期記憶に保存するためにメモする。これはノートでもメモ帳でもEvernoteでも何でもいい。


つまり、短期記憶はメモしない方がいいということだ。そして考え事は短期記憶でできる範囲で行う。やるべきことや予定も短期記憶で覚える。忘れるべきなのは結果だ。結果は後から取り出せるようにしておくべきだ。

 

効率を計算してみよう

Evernote(長期記憶) 90%
リマインダー 95%
カレンダー 50%
仕事のメモ 99%

 

平均して83.5%は無視して削減できることがわかった。

この8割は創造性につながると思う。メモをしなければ頭にかかるストレスが減るからだ。

 

生産性というよりも創造性だ。自由に正常な頭で考えられるようになるだろう。

 

感想

 

 

 #実践者の声