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【月35万】アルバイトで正社員より稼ぐ方法〜ブラックバイトに気をつけろ〜

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基本的なアルバイトとは

はじめに、基本的なアルバイトといえば時給は最低賃金で、一日6~8時間程度働くものだと思います。平均的に稼いでいても10万円前後ではないでしょうか。僕は大学時代にアルバイトで月35万円を稼いでいました。もちろんはじめは普通のアルバイトと同じく最低賃金でしたが、ある方法を使って給料を3~4倍にしたのです。

そしてそれをきっかけに仕事にのめり込むようになり最終的にはうつ病になり、アルバイトを辞めました。この記事ではその詳細をお話しして、今後二度と同じような失敗をしないための自戒と、他にもそんなブラックバイトをしてしまう人を減らすためにこの記事を書きます。

はじめてのアルバイトについて

はじめてのアルバイトは飲食店でした。確か時給は780円程度でした。月に8万円も稼げば僕の中ではオッケーと思っていました。大学に入り、遊ぶ楽しさを知り、もっとお金が欲しいなと思っていたところに目に留まったのがその会社でした。

その会社は求人をコルクボードに貼り付けていました。時給は1800円。内容はプログラミングとのことでした。幸い僕は高校の時にプログラミングを習っていたので、やってみる価値はあると思いました。

ダメもとで連絡を取ったところ、すでに求人は埋まってしまい、残ったのは雑用で時給780円のアルバイトだけでした。それでも、何かの縁だと思いやってみることにしました。

ソフトウェア会社で大学生がどうやって働いたか

業務の内容は、はじめはソフトウェアの手動テストでした。全ての操作方法をエクセルに書き出し、その通りに実行することで期待する反応があるかどうかを試すものです。僕はこういう細かい作業が大の得意だったので、完璧な仕事をしようと奮闘しました。

その結果、プログラマの方にはここが間違っています。ここが動きませんと、毎日のようにエラー報告をしていました。これは後から考えるとすごく嫌な奴だったなと思います。仕方のないことなのですが...。次の仕事はWEBサイトの更新作業やブログの更新など本当に雑務でした。簡単すぎる仕事をしているうちに、どうすればもっと稼げるかを考えていました。

アルバイトで稼いだ月35万の内訳

最終的に僕は月に35万円を稼ぎます。はじめは月に10万円稼げればいいと思っていた僕ですが、欲が出たのか、どんどん稼ぎたいと思うようになりました。稼ぐためには、仕事の質を上げたとしてもボーナスはありませんから、時給を何とかして上げる方法を考えるようになりました。

時給を上げるには?できる仕事を増やしてそれを伝えることが考えられました。僕はそれを実行しました。Ruby on Railsというアプリケーションフレームワークを扱えること。Unreal Engineというゲームクリエイトキットを使えること。などを思いつきました。

なぜアルバイトがそんなに稼げたのか

そしてついに交渉の時です。まずは僕はもっと仕事がしたい旨を伝えました。もっと仕事ができるはずなので給料を上げてその範囲で仕事を任せてほしいと言いました。その結果、毎日出勤して9-18時の労働が可能になりました。はじめのうちは仕事も少なかったのですが、iOSアプリの開発に関わるなど、徐々に仕事が増えていったのを覚えています。

次に、僕は副業を始めました。これはネット副業である物販です。

watarigenki.hatenablog.com

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でも説明していますが、最終的にはかなり稼ぐようになりました。僕はこれも交渉に使うことにしました。すでに稼いでるのに交渉に使うとはどういうことでしょうか?

僕がしようとした給料を上げる交渉とは

それは、今現在僕は何時間を副業に当てて何円稼いでいる。その時間を御社の労働に使う代わりに今の収入を維持するために人を雇おうと思う。だから人を雇えるだけの給料を上げてほしい。というものでした。

簡単に言えば、副業を外注する資金をください。というものになります。これが認可された時はかなり嬉しかった。なぜなら仕事は変わらないし副業も維持でき、人を雇う経験も得られて収入が上がる。という一石四鳥の結果になったからです。

その交渉は誰でもできるのか

このような交渉は誰にでもできるものなのでしょうか?僕は完全に同じ状況にすることは難しいと思います。しかし考え方は共通して再現できると思います。

「交渉するアイデアを出し、全ての要素を使って交渉に挑め」「交渉を恐れてはならない。そして恐れずに交渉をしよう」

このような言葉をどこかの本で読んで、実践したに過ぎないからです。僕にもできた給料の交渉。アルバイトに不満がある皆さんにもやってみる価値はあるのではないでしょうか。

稼いだお金を何に使っていたか

さてお金を稼いで僕はそれを何に使っていたのでしょう。それは旅です。僕は香港、韓国、上海、台湾に行きました。いずれもアジアですが楽しかったです。海外に行くことで、海外で働きたいという思いがより強くなりました。

しかしアルバイトをしていては旅には出られません。僕は最終的にアルバイトを辞めました。そこまでの流れも説明していきます。

最終的にどんな仕事をしていたか

その頃やっていた仕事は、睡眠計測アプリの開発でした。高齢の方の住居に設置して、異常がないかどうかを測定し続けるツールのアプリケーションになります。他にはマイクロバスでの送迎の最短ルートを算出するアプリの開発などでした。

いずれも高度に動的なウェブアプリケーション開発技術が必要になりますが、僕はなるべく勉強しながら頑張って食らいついていました。しかしそこに次の仕事がやってきました。別企業とのコラボで、全国の同窓会をまとめたようなプラットフォームサイトを作ることになりました。

ブラックアルバイトとは

その同窓会のプラットフォームのフロントエンドを任されたのですが、なんとまぁそれが膨大な作業量とキツキツの納期。そして追い討ちをかけたのが上司や仲間が全くいないという状況でした。僕一人に任された仕事量が多過ぎて僕はついにパンクしました。

月35万円の給料はそこで途絶えています。パンクするまで仕事を増やし続けて、その体調管理などは全くしないブラックな状況だったのです。僕はやっとわかりました。この求人はブラックバイトだったのだと。まぁ仕事量を増やしてほしいと言ったのは僕だったのですが、まさか際限がなく増えるとは思いませんでしたね。

なぜ、どうやってやめたのか?

体が全く動かなくなりました。ベッドから起き上がることができません。僕はうつ病になりました。その時の彼女に病院に連れて行ってもらいようやく診断をもらいました。どうやって会社に復帰しよう。そんなことばかり考えていたので重症です。

会社へは病院から診断書が送られ、僕がうつ病になったことが伝えられました。僕は正式に解雇されることになりました。なんとも悲しい結末ですが、ブラックバイトはもうこりごりです。いくら給料を積まれても、もうやりたくないなと思うほど嫌な思い出です。

うつ病とはなんでしょう。うつ病とは、気分が落ち込む、疲れやすい、生活や仕事に支障を感じる病気です。MRIなどをとっても特に問題はないのに、脳の病気だと言われています。脳の伝達物質が過剰に働いて憂鬱な気分が襲いかかってくるような感じです。

鬱になりやすい人には真面目な人や几帳面な人が多いと言われています。僕はどちらも当てはまり、まさしく鬱の典型例のような症状になっていました。ずっとベッドから起き上がれず、何日も薬を飲んでは寝る生活が続きました。

うつ病になったらどうすればいいのか

うつ病になったらどうすればいいのか。それはきちんとした診察を受けて、薬をきっちり飲むことです。実は薬を飲まないほうがいいという主張もたくさんあります。しかし僕は薬こそが科学的に病気を治そうとする唯一の方法だと思っています。

それ以外の方法では、栄養療法などやカウンセリングのみで治そうとする方法もあります。それらを否定することはありません。併用していけばいいと思います。

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うつ病になったら仕事をどうすればいいのか。もちろん休業です。時間はかかるでしょう。しっかりと療養しなければ再発のリスクが伴います。寝ることも治療です。じっくりと寝て、じっくりと治していきましょう。僕はそうして2年が経過し、いま現場に復帰しています。

まとめ。大きな報酬を得るにはそれなりの負荷がかかる

まとめます。大きな報酬を得るにはそれなりの負荷がかかります。そして手順を守らなければ、僕のように病気になってしまいます。

手順とは、しっかりと技術を身につけて、上司や仲間などのバックアップのもとで新たなプロジェクトに参加しましょうということです。

もっと言えばブラックそうなアルバイトや仕事に対する嗅覚をもっと磨くべきだなと思います。そういう意味では今回の経験は何者にも代えがたいいい経験になりました。

うつ病に関してはもっとお伝えしたいことがあります。ネット副業についてもしかりです。他の記事でお会いしましょう。