わたラボ

楽しいことで生きていく

人生自由は当たり前〜不自由な暮らしをやめよう〜

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⬇️この音声を文字起こししたものです。 www.himalaya.com

100万円で地球一周できるポスターを見た話

なんか100万円で地球一周できますよみたいなポスターっていろんなとこに貼ってあるじゃないですか。

人生は自由だって書いてあったんですそのポスターに。んで、広い海の崖の上に座ってる麦わら帽子の白い T シャツの女の子が写っていて、まさに自由を満喫しているっていう絵ですよね。

僕それを見た時にすごく思ったんです。当たり前じゃない?

だって人生って元から自由だし人生は自由だと言われてもそれ当たり前じゃないのって思ったんです。

なんでかって言うと僕の人生はすごく自由だから。そして他の人の人生も基本的に自由だと思うんです。

人生自由は当たり前じゃないの?

でも不自由な人生を送ってる人ってたまにいると思うんです。例えば会社員でめちゃくちゃ労働させられてるとか。そしてそこから逃げられない。

他の趣味の時間を作ることができない。自分で決めた人生を歩めない。その人たちは確かに不自由だなと思っていて。

一方でそうじゃない、と人生自由は当たり前。僕の人生は自由だし自由な人はいっぱいいる。いつ旅に出ることだってできるし、それを自分で選ぶことができる。

じゃあ、なんでそんな旅のポスターが作られるのかなって思ったら、やっぱり不自由な人がたくさんいるんだなっていうことの裏返しだなと思ったんです。不自由だから、旅に出ることによって自分の人生は自由だっていうことに改めて気づくことを夢見て、そういう価値を提供するのポスターの役割なんだなって思ったんです。

確かにそうなると人生不自由な人はいるなと思った。だって人生自由じゃないと感じてる人が結構いるってことで。

不自由な人が多いからポスターが存在した

学校とかもそうじゃないかなと思ったんです。毎日あんまり面白くない勉強させられて。宿題いっぱい出て。講義にもちゃんと出なきゃいけない。レポートも書かなきゃいけない。研究もしなきゃいけない。

あんまり興味ないのに。それって不自由だなと思うんです。

でも本当に自由に生きてる人ってそれを不自由だと感じないんです。なぜなら自分で選んだ道だから。

自分でこの学校に入りたいと思い、自分でこの教科を学びたいと思ってそこにいるから。

そういう人にとっては人生は自由で当たり前だなと、僕はずっとそうだったから普通そうだろうなと思ってたんです。その旅のタイトルのポスターもあまり意味がよくわかんなくて。

学校も楽しい人は自由だと思う

僕も旅しました。高校卒業して大学に行った時に、休学して旅しました。日本一周しました。

その時思ったんです。毎日のように何もすることがなくてただ北と東に向かってバイクを進めるという旅をしてたんですけど。ただそうやって進んでいけば何か起きるだろう。別に毎日勉強しなきゃいけないわけでもないし、仕事をしなきゃいけないわけでもないと。

何もする必要がない。することなし。やる気なし。そして問題なし。

この三つを兼ね備えたものが旅であり、それがリラックス、そして自由だというとこにつながるのかなと思ったんです旅してる時に。

旅は確かに自由だなと思いました。旅は自由、じゃあ人生が自由かって言われたらそれは当たり前、というふうに僕は思いました。

旅はすることないから自由

「でも私の人生は不自由なんです!複雑な事情があって…」

話を聞いてると、私の生活不自由なんですって言ってる人の大半は自分でそれを選んでると思うんです。

そして、もう一個話をすると、不自由って結構都合がいいなって僕は思ってるんです。

逆に自由ってめちゃくちゃ都合悪くて、さっきも言ったようにすることなし、なんです。することするべきことがないので何もしなくていい。

でも、人って何かしないと欲求的に何かしとかないと持て余しちゃって、時間がいっぱいあるのにすることがないっていう状態に、実は耐えられない生き物なんです。

だから、みんな仕事をするし、それによって何かしらの承認とかもらって、承認欲求を満たしてると。自分が社会に貢献してるなーっていうことを実感するために働いていると。もちろんお金とかもあると思うんです。

でも何もしなくてもご飯食ってれば生きていけるてなると、人って死んじゃうと思う。人として。生命としては生きてるかもしれないけど、人として死んじゃうと思うんです。

だから自由はあんまり良くないと。でも、不自由な人は自由を求めます。自身が普段不自由で、そこによるストレスを全て解決する方法は自分が自由になることだって信じてるから。実際そうじゃないっていうことが言いたいんですけど。

人は何もしないと死んでしまう

でもさっきも言ったんですけど、実は不自由な事って都合がいいです。何故かって言うと、することがあるから。簡単に言うと。

毎日することいっぱいあります。それによって不自由にがんじがらめになってます。でも実はそれが自分の、命じゃなくて人としての生活とか、人としての生きがいみたいなものを生み出してる。

時間は束縛された方がいいし仕事に束縛された方が実は生きやすい。それを嫌だって言う人もいるけど。

本当に自由な人はそこをちゃんと分かっていて、自分を自由にすることでその自由な時間を使って、また新たな何か自分の好きなことをやってるだけなんです。

完全に自由な状態とか、完全に自由な時間を作り出して何もしないっていうのは人には耐えられないんです。だから不自由な人は不自由な人で実は幸せなんじゃないかと思うわけです。することあるから。

完全に自由な状態に人は耐えられない

また、都合が良いっていう言い方をしたのは、不自由な人ってそれを変えようとなかなかしないからです。変えられないというのはもちろんあるんですけど。でも変えようとしない、変化を望まない。人って変化するのすごい嫌いです。もし成功するってわかっていても変化しようとしない人は多いです。すごく、僕が見てる限りでは。

なんでかって言うと、変化して成功しちゃったら人生が変わっちゃって、どうなるかわかんない。成功するんだけど、どのように成功するか分かんない。成功したとか失敗するかもしれないっていう恐れの方が勝って、変化すること自体を望まなくなる。

じゃあ不自由な人生って変化がなかなか起きないです。だってもうがんじがらめになっちゃってるから変えようがないです。でも実はそれを望んでいる。

変化しないことを望んでいるって事は不自由であることを望んでいるとも言えるわけです。だから不自由な人はその状態に甘んじているし、それがぬるま湯なんだけどそこが居心地がいいと思っている。だから都合がいいっていう風に僕は解釈しています。

変化を望まない人は自由になれない

人生自由は当たり前です。

けど、本当は自由なんだけどみんな不自由な生き方を望んでいるから、自分の人生不自由だと文句は言うけど変えようとしないってやつです。という状況に陥っている。

だからそういう旅のポスターができて本当にたまに100万円使って自由な生活を送ってみて人生自由なんだけど、実際は違うよねっていうところを再確認する。そういうちょっとひねくれた見方かもしれないけど、それが本質だと僕は思ってます。